After関東学生大会−部員の一言。




4年 主将 中山 彩香

今回私は、女子三人掛・運用法に出ました。 先生・先輩方に直前までご指導していただきながら、思うような結果が残せず、残念な気持ちでいっぱいです。 女子三人掛は、攻撃を急所に的確にできるようにはなりましたが、キレや勢いが足りていません。体力づくりが不足していたと思います。2度目となる運用法では、昨年の悔しさをぶつけようと、攻者の際には積極的に攻撃ができたと思います。攻者で有効・技ありをとることが出来き、勢いに乗れたような気がしましたが、守者の際に下がりすぎてしまい、思うような防御・反撃ができませんでした。今回も悔しさが残りました。 部員それぞれが色々な思いを持ち、練習が始まりました。それぞれの思いを10月まで忘れることなく、日々の修錬に生かしていってほしいです。部全体としての課題も、次期幹部とともに順々に達成していきたいです。 最後となってしまいましたが当日、藤田先生、佐藤監督、来馬先輩、雅史先輩、半田先輩が来てくださりました。先生・先輩方の応援の言葉は、とても心強かったです。お忙しい中、ありがとうございました。 補佐をしてくれた清水さん、赤松さん、宮口くん、菅原くんもありがとう。 いよいよ次が最後の大会です。 毎日立ち上がれないほど練習をして、後悔のない最後の大会を迎えたいです。





4年 副将・会計 鈴木 智彦

今回の大会は、三段という事もあり各参加大学のトップクラスの実力を持つ拳士と肩を並べることになりました。以前より少林寺拳法の経験のある人間が参加するとしても、大学入学から三段を取得するためには最低でも2年以上の時間が必要となり、それを踏まえた上で就職活動もありましたが、状況は五分と五分であり、残るは自分の本領をどこまで最大2分間で発揮する事が出来るかにかかっていました。 自分の持ち味は、「逆境における強さ」であると認識しています。これはたとえ不利な状況下に置かれようとも、自分の能力を発揮する事が出来るということです。今回も緊張感を心地よい環境に考えることが出来て、リラックスした心境で臨む事が出来ました。結果は残念ながら予選落ちとなってしまいましたが、まだまだ伸びる余地は感じられます。 早く就職活動を終わらせ、次の全日本学生大会へ向けて改めて肉体改造・技術向上に努めていきたいと感じています。





4年 主務・統制 熊田 沙代

大会は拳士としての士気が高まる大切な行事であるが、低下する時期でもある。 個人的な見解になるが、演武練習をひたすら行うことに疲弊や飽きを感じた組は少なくないと思われる。ならば、一体どのような練習を重ねれば、万人に認められる(=入賞することが出来る)演武もしくは運用法になるのだろうか。 今後の課題は、そこにあると思う。 勢いだけで継続するのではなく、結果に至る過程を如何なるものにするか、そして、客観性を保つことが必要である。というのも、「大会に向けて頑張った。でも駄目だった」その本質を、原因を、究明しなければ何時まで経っても悔しい思いで大会を過ごすことになってしまうであろう。 私自身は、練習量が足りない癖に、やれ点数が足りず本選に残れなかったと悔しがっている。これは、大きな矛盾である。(余談だが、前回より5点上がったことは多少なりとも成長した分のものだと思う) 大会のためだけの練習となると、モチベーションを継続するのは困難だ。先ずは、普段の練習そのものの見直しから始めるべきではないか。 以前は、兎に角本選に出場したい思いで一杯であった。しかし、今大会に於いて多くの人間に認められる動きを目指したいと思った。ただ大会のために頑張る部員ではなく、成長し続けることが出来る拳士として、今後、修練を重ねようと思う。





4年 OB会幹事長 西澤 達也

今回の大会で覚えたこと、それは僅差で本選へ出場できなかった悔しさです。演武の構成も揃え、自分たちでできるパフォーマンスを最大限発揮できるように細かく調整もしましたが、自分たちより技術的に上手な拳士に押されあと2・3歩のところで止まってしまいました。 点数には拘ってばかりでは点数のみを追うことを考えてしまい、本来の基本を忠実にすることを忘れてしまいます。 その駆け引きも加え、いかに見栄え、切れ、冴え、決めなどを極限まで高めるか、まだまだ勉強することが多く残っています。残り少ない時間を大切に如何に自分を極限まで高め、尚且つ高得点を狙える演武をすることができるのか大きな山が待っています。 日々練習あれ、日々鍛錬あれ、まだまだがんばっていこうと思います。





4年 渉外 勝瀬 拓見

大会を経てまず思ったことが基礎の積み重ねがいかに大事であるかということでした。 大会に向けGWの五日間、演武のパートナーと共に練習に打ち込みましたが、やはりに問題として出てくるのが、法形、連反攻などにで感じる自分達の基本的な動きの悪さでした。蹴りの引き、攻撃の受け形など意識を持って望むと不十分なものが沢山ありました。成大会までの時間のなか中、これを何とかして埋めようと努めましたが、やはり感じるのは時間をかけて磨くものを急いで磨ぐのは難しいことです。 大会では、周りの拳士達の技術を見て、改めて自分の技術の差を感じ不安を覚えました。いざ本番での演武では今まで失敗したこと、注意すべき点であったことに成功し、パートナーと共に充実感をもって演武を終えることができましたが点数はかなり低いものでした。 構成についても考慮すべき点はあったでしょうが、やはり審査員の方々には日頃の積み重ねの部分が特に見られていたのでしょう。 今後の修練でも攻撃、受け、運歩の基本的なことを見直し、励んで行きます。





3年 体育会本部員 網野 里美

今回の大会では、演武に加えて運用法にも出場しました。どちらとも練習の段階からとても勉強になり、また今の自分の実力を認識できたいい機会でした。2回目となる三人掛は、今回本選からのスタートでどの大学もとてもレベルが高く、見ていて自分たちに足りないスピード、切れ、間合が素晴しかったと思います。 基礎体力が足りない、動きをもっと研究できなかっただろうか?大会が終わるといつも同じ反省点があがってしまいます。それがとても悔しいです。自分たちのベストを尽くせたのか?練習をもっとしたかった・・・など言い出したらキリがないですが、今の最大限の力を持って精一杯の演武を大会で出来たので、後ろ向きにならず、この悔しい思いを忘れないよう次の大会に繋げていきたいです。 そして、今回初めて運用法に出場して、自分の技術がまだまだ使えるものになっていないことを痛感しました。有効を1つも取れずに終わったことは悔しいですが、圧倒的に経験数が足りませんでした。大会前の練習で、演武の合間にしか練習せず大会に臨んだことは今回最も反省すべき点です。 大会に出るからには結果を出したい。そうした気持ちはもちろんありますが、欲張らず、まずは自分の技術の向上に努め、その後に結果が付いてきてくれれば嬉しいです。 10月の全日本学生大会では今よりほんの少しでもいいので成長した自分でいられるよう、日々の練習に取り組んでいきます。





3年 北原 雄太

今回は、単独演武・組演武・運用法の3種目に出場しました。大学で少林寺拳法部に入部して3年目ということで大会当日は緊張せずに臨むことができました。このことは例年に比べ良くなったと思います。  単独・組演武は本選、入賞を目指すならまだまだ改善の余地ありと思いました。体力・筋力ともにまだまだです。  運用法では、有効・技ありが思うように取ることができず悔しかったですが、より強い相手と一戦交えることができとても楽しかったです。運用法がさらに好きになったいい機会でした。運用法も日々の 修練に取り入れて次回の全日本学生大会に臨みたいです。  毎回大会後に振り返る際に思うことなのですが、まだまだ練習量・トレーニング量が足りないです。自分に甘えが出てしまっていることが反省点であり、今後の課題でもあります。  これからはこの「甘え」を取り除けるように日々の修練に励みます。





2年 佐々木 淳

今回の大会では組演武と運用法の二つに出場しました。 何度か出場していたので雰囲気はある程度わかってはいましたが、やはり緊張しました。 そこで自分が他大の演武を見ていて痛感した事は自分には「キレ」と「スピード」が欠けているという事を痛感しました。これは本選に出場した級拳士を見て思いました。やはり彼らは級拳士でも蹴り一つとってもとてもきれいでした。 そして運用法でも同じ事を思いました。多大の人たちの運用法を目の前で見ていて、やはり突いた後の動きが早かった思いました。運用法は練習不足ということもありましたが、自分は相手の攻撃をほとんど受けなかったので、審判の先生にちゃんと受けなさいと言われました。 今後は一つ一つの基本を大事にし、今度の大会は自分の足りていない部分を少しでも補っていきたいと思います。





3年 榊原 恵里子

三人掛で臨んだ今回の関東学生大会。二度目の挑戦になる。前回の全日本学生大会と比べると、三人掛に体が馴染んでいた気がした。構成も前回と被っているところもあり、全くゼロからのスタートではなかった。 今回は、前回の演武で反省をした「突や蹴を相手の体にある程度いれる」ことを一番意識した。大会に出場している他大学の拳士の演武は自分達よりもリアルな演武に感じる。リアルな演武を行うには相手との間合いやスピード、キレが必要である。これらを何度も繰り返すことで体は覚える。 大会直前に集中練習を行った。そこでは演武の最終確認ということで、先生方に演武を見て頂いたり、何度も演武を通した。この時痛感したことは、演武の練習中に構成の真ん中を過ぎた辺りから息があがることだった。これではスピードもキレも出てこないと感じた。 スピード、キレは日頃の基本稽古や移動稽古で一つ一つを真剣に行うことが重要なことが再確認できた。 今回は結果として練習が足りなかった。次回は、日頃の練習からもっと真剣に取り組み、次回出場する時には今回の弱点であった体力面を克服し、臨みたいと思う。





2年 体育委員 益田 亮

今回の大会は、微妙な気持ちで終わった。前回のときと比較すると、少しではあるが上達はしたと思う。しかし、少しの上達だけでは本選になんて進めない。そもそも強くなれるはずもない。これは自分に甘えがあったからであり、練習次第で改善できる点である。あと3点で本選に出場できた。たった3点で悔やむ結果となるなら、もう一踏ん張りするべきだった。大会での演武中は緊張せずに失敗することなくやることができて良かった。常に心を乱さず、平常心で物事に取り組む大切さを知りました。





2年 竹田 満久

前回よりは良い意味で力を抜いてできた。というのも、前日に藤田先生から「普段の力が出せれば良い」というアドバイスをいただいたからだと思う。 内容自体は個人的には普段通りできていた。けど、その普段通りではまだまだ上は狙えないということを思い知った。上位入賞者の演武を見ているとやはりキレが違う。当てるところはしっかり当てている。 やっている内容に大差はない。だが、その中でどれだけ大きく、素早い動きができているか。こういった細かいところで決定的な差ができるのだと感じた。 前回は「79、81、81で 241 」 今回は「81、83、83で 247 」 少しずつだが成長できている気がして嬉しかったが、本戦にはあと3点足りなく悔しさが残った。 次の大会、また益田と組演武ができたら「3度目の正直」ということで是非本戦にいけるように頑張りたい。





2年 伊藤 聖

先日の関東学生大会では、補助役員と選手という二束のわらじをはいて行いました。 大会自体には自然な精神状態で挑むことが出来ました。 しかし、一週間前に過労でぶっ倒れてしまっていたので、最後のつめの部分にやや甘さがありました。 ただ、大会の目標だった演武を楽しむということは達成できたのでよかったです。 思いっきり出来たのも、補助役員をやってくれた方々、ご指導していただいた先生、ならびに先輩方、同期生、そしてパートナーの高木君のおかげでした。 この感謝の気持ちを忘れずに次につなげて生きたいです。





2年 高木 謙誌

生まれて初めて少林寺拳法の大会に臨んだ。段外の部。演武のパートナーの作り出す空気のお陰なのか、想像していたよりは緊張に縛られることはなかった。だがしかし、正直なところ少し風邪のような気だるさを朝から引きずっていたので心配だった。そう、そこで僕は少林寺拳法の偉大さを知ることになる。虚ろな状態で他大の演武や運用法を眺めていたらいつのまにか気だるさがなくなっていたのだ。武道館に集った拳士たちから発せられる気合により、無意識のうちに僕の英気が養われていたのだろう。大会、沢山の拳士、そして少林寺拳法の業…それらが僕の気持ちを高揚状態にしてくれたのだ。その根源に迫るには僕はまだ青二才で、まだ辿り着けない場所だと思った。    そして演武。…やらかした。外受けの手を逆にしてしまうというアクシデントから、足が機械的でカクカクした動きになってしまうという流れで進み、気付けば演武が終わっていた。これが集中練習した結果なのだろうか。演武が終わったという達成感と、思うように出来なかったという微妙な気持ちが錯綜して、ただ苦笑していた。でも振り返ってみれば今回の演武は楽しかったと思う。ただその気持ちがあれば未来に繋がるんだ、そう自分に言い聞かせて生きていこう。





2年 松本 翔里

今回の関東学生大会、これがはじめて拳士として出場した大会でした。 種目は組演武、自分たちでつくった演武を点数という形で客観的に評価されるのもはじめてでした。 緊張で演武を忘れるんじゃないかとも思ったけれど、実際コートに立ってみると冷静でいられました。だせる力も全てだしきれ、悔いはありません。 しかしそれは逆に、今はどうやってもこれより良いものは出来ないという事でもあります。 今出来ることは、今回の大会の結果をしっかり受け止め、次の大会に向けて確実に力をつけていくことだけです。 そして、それはおもいだけではなく確実な結果として残していきたいと思います。





2年 清水 ひとみ

今回の大会に私は出場することができませんでした。 正直、しょうがないと思っていました。 しかし、ある他大の団体演武を見ていて思いました。 その人達は、違う大学なのに一つのチームとして、出場している。 「大変そう」と思いました。しかし、大変なのはみんな一緒なんだと思う。 自分は何故最後まで頑張らなかったんだと後悔した。 全日では、絶対後悔はしないと心に決めた。





2年 赤松 美奈

今回私にとって初めての大会だった。出場はできず補佐としての参加。大会の運営を補佐するというのも、立派なひとつの仕事だと思うのだが…皆と道着を着て参加できなかったのが正直くやしい。 しかし見取り稽古というのも立派な練習であると高校時代に学んだため、今回は見て学ぼうと決めていた。他大の演武をしっかり見たのも初めてだった。女性拳士にも男子のような力強い動きをしている人がいて、よい手本となった。素晴らしいと感じたものを手本とし、清水さんと演武を考えるのも楽しかった。 これからの練習にあたり、具体的にはもっときびきびとした動きができるよう、筋力アップを意識してよりいっそう励みたい。





1年 菅原 亮

今回初めて大学の大会を見ました。先輩たちや他大学の拳士の演武を見ていると、動きの鋭さや正確さは僕が過去に見てきた演武とは格段的に違うという印象を受けました。今回は補佐の形で大会の運営に関われたのは僕にとってもとても貴重な体験でした。また今回の大会には高校時代にお世話になった大東文化大学の三宅さん、井上さんともお会いでき、とても楽しい時間も過ごせました。僕自身はまだまだ技術面や精神面でも課題がたくさんありますが、今回の経験をきっかけに更に修練に励みたいと思っています。





1年 宮口 晃太郎

僕は生まれて初めて少林寺拳法の大会をみました。先輩方の演武もとても凄かったのですが、普段みない他大学の動きがみれてとても勉強になりました。みんなが凄いと感じるばかりでした。 さらに僕は補佐という形で大会に関係させていただき、こちらも良い体験になりました。大会はみんなで力を合わせて開催されていることを、身をもって感じる事が出来たからです。 まだまだ何もわかっていない初心者ですが、『これからもっと頑張りたい』と思えるとても良いキッカケでした。 皆様お疲れ様です。これからもさらに頑張っていきましょう。








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